薬剤師給料トップページ > 薬剤師の給料<大学講師の場合>

薬剤師の給料<大学講師の場合>

政府の規制緩和によって2003年以降に私立の新設薬科大学が一気に増加したため、教員の不足が深刻な事態に陥りました。そのため、薬剤師を教員として採用する大学が増えてきました。現在では、6年制の薬学部では実務の経験がある専任教員数の規定があり、基本的に5年以上の薬剤師としての実務経験がある者を専任教員の6分の1以上置くことが義務付けられていますので、大学教員の中では薬剤師免許を持っている人が多くなっています。しかし、薬剤師が大学で教員になるためには、早くても27〜28歳ということになります。大学院時代はアルバイトをしない限りは当然無収入で、博士号取得後でもポスドク(博士研究員)として働いて年収200〜300万円の経験を経てようやく大学講師になれたという人が多いのも現実です。

薬剤師で大学講師になれば、臨床研究を行いながらその結果や経緯を学会で発表することが出来ますし、病院や薬局などの現場にも精通していることで、学生にも経験や知識を教える事が出来ます。また、企業のように収益優先ではないので、意欲次第で研究に関わるチャンスもあります。学内外のゼミや研究会に参加することで大いに自分を磨くことができるでしょう。また、さらに熱意がある人の中には、大学で教えながら修士課程や博士課程の学位を取得するケースもあります。但し、採用されても最初のうちは教授や准教授の下について就労するので、細かい事務的な仕事もあり、時には試験の採点を任されたり学生から提出されたレポートのチェックを行わなければならないこともあり、多岐にわたる業務があります。それでも、最近は薬剤師が一般的な求人情報からの応募で大学講師になることは現実的に難しいのですが、やはり、出身大学の恩師などからの紹介などを待つなどして就職する場合もあります。やはり日頃からの情報収集や積極的なアプローチを行うなども大事でしょう。

さて、大学講師としての年収ですが、350〜500万円といったところです。かなり幅がありますが、就労する大学の経営状況などによって変わってきます。また、最近では一部の講義だけを任される客員講師として採用される場合もあり、時間給や一講義幾らという固定制で支払われることもあるようです。しかし、修士や博士課程を取得して準教授や教授になれば、もちろん収入はアップします。大学の薬学部教授の年収は1300〜1400万円と言われていますので、講師として採用されれば、努力次第で将来は花形教授になることも夢ではありません。



高収入求人多数!薬剤師求人ランキング!